小諸高原病院 認知症対策研修「看護師課程」に参加しました。
平成26年7月28日~8月1日まで、長野県の国立病院機構小諸高原病院にて開催された認知症対策研修に参加してきました。
新潟県や山梨県、福島県からの参加者計20名にて、わきあいあいとした雰囲気の中、充実した研修が行われました。
認知症認定看護師の島田多恵子講師が中心となり、グループワークや認知症病棟、重度認知症デイケアの見学がありました。
また佐久保健福祉事務所の小林良清所長から「認知症対策の動向」について、宮下医院の宮下暢夫院長からは「地域での認知症の現状」また信州大学医学部の埴原教授から「認知症の病態と診断について」などの講義がありました。
特に印象に残った内容として、健康寿命を延ばすというキーワードがあります。
長野県は脳卒中予防に県全体として取り組んできた実績があり、今後認知症を予防し、健康寿命を延ばすことも県民一人一人に働きかけて行っていく必要があると示唆されました。
行政のみならず医療機関、職能団体すべてが協力して行わなければいけないとお話があり、認知症の予防に医療機関として取り組むことが重要だと感じました。
また各専門施設の方と交流を深めることができ、今後も連絡を取り合い、認知症看護について知識を深め、情報収集ができると嬉しいと思いました。
連携担当 鈴木陽子記