群馬大学医学部附属病院 認知症疾患医療センター

tel:027-220-8047 これまでの活動記録

平成25年度群馬県認知症専門医及び認知症サポート医フォローアップ研修プログラムが行われました。

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平成26年1月26日(日)に平成25年度群馬県認知症専門医及び認知症サポート医フォローアップ研修プログラムが行われました。

今回は東京都健康長寿医療センター研究所研究部長 粟田主一先生による「認知症の人の暮らしを支える地域包括ケアシステム」のご講演がありました。
地域での認知症診療の向上を図るために開始された認知症疾患医療センターの包括医療システムの説明と今後導入が予想され、現在モデルケースとして実施開始された認知症初期集中支援チームについての説明がありました。

地域で認知症の人と家族を支えるという点で、早期対応の遅れから認知症が悪化し、BPSDが生じてから、医療機関を受診している事例が多く見受けられる現状では、認知症の人への早期対応が急務と考えられています。
認知症から生じる「危機」を防ぐ早期対応するためにも、早期支援機能として期待されるのが認知症初期集中支援チームで、これは認知症の人が地域での生活をよりよく維持できるようにするために発足されたとのご説明がありました。

ご講演後の質疑では活発な議論が交わされ、大変有意義な講演内容を拝聴することができました。
後半は、群大病院認知症疾患医療センター・池田将樹(神経内科)が「県内の認知症疾患医療センターの現状と地域の取組事例について」という演題で当院での活動を中心に報告いたしました。

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