「第12回群馬県認知症疾患医療センター事例検討会」を開催しました。
令和 6 年 10 月 24 日に第 12 回群馬県認知症疾患医療センター事例検討会をオンラインにて開催しました。この事例検討会は平成 28 年から行われており、群馬県内の認知症疾患医療センターの連携担当相談員のスキルアップを目的として年 2 回開催しております。
県下 6 センターおよび群馬県健康福祉部地域包括ケア推進室から延べ 17 名が参加しました。今回は藤岡市にある篠塚病院から 1 事例、当院から 1 事例を提示し検討を行いました。篠塚病院からは昨年から使用できるようになったアルツハイマー病に対する新薬レカネマブによる治療についての事例を提示いただきました。当センターからは就労に関しての支援が困難であった事例を提示しました。他センターでの就労支援の実践内容などについて意見を聞くことができ、今後の支援に活かしていきたいと思います。新薬についてはセンター間での連携を図ることがより一層重要となるため、紹介時のフォーマット作成などを検討していくこととなりました。今後とも県内各センター間でよりスムーズに連携が図れるよう、顔の見える関係作りに邁進していきたいと存じます。