群馬県若年性認知症普及啓発研修会に参加しました。
平成26年9月2日、群馬県庁にて行われた若年性認知症普及啓発研修会に参加してきました。
順天堂大学大学院医学研究科精神・行動科学教授 新井平伊先生から、若年性認知症についての基礎的な知識と、実際に患者様、ご家族様が抱える悩みなどについて講義がありました。
また同大学の臨床心理士 戸田愛子先生から、就労支援につき実際の症例をもとにお話をしていただきました。
順天堂大学病院では若年性アルツハイマー病の専門外来を1999年より開始されており、アルツハイマー病と診断されながら、仕事を続ける患者様たちを支援してこられたそうです。
いろいろな社会資源を利用しながら、住み慣れた町で暮らし、働き慣れた職場で働き続けられる事が理想的な環境だと感じました。
また、後半は群馬県で2013年に行われた若年性認知症ケア・モデル事業の報告がありました。
各施設でさまざまな工夫をし、スタッフの協力で事業が進められたとのことでした。
マンパワーが必要であることはもちろんですが、各スタッフの知識や技術の向上も重要であると感じました。
今後も研修など積極的に参加し、得た知識を患者様に還元できるようにしたいと思います。
連携担当 鈴木陽子記