群馬大学医学部附属病院 認知症疾患医療センター

tel:027-220-8047 これまでの活動記録

第18回群馬県認知症疾患医療センター研修会が行われました。

平成27年7月26日(日)午後1時から、群馬大学医学部臨床大講堂にて第18回群馬県認知症疾患医療センター研修会が行われました。活動報告では公益財団法人老年病研究所附属病院認知症疾患医療センターの内田成香先生から「認知症疾患医療センターとしての地域医療への取り組み」という発表されました。また太田市で活動されている医療法人潁原会東毛敬愛病院の頴原禎人先生より「当院における認知症予防・多職種連携活動について」の発表がありました。お二人の演者とも病院の特色を活かした認知症診療を行っており、いずれも多職種連携や地域医療を通して認知症の人や家族の皆さんに関する発表内容でした。特別講演では東京都荏原病院・認知症疾患医療センターの田久保秀樹先生から「地域における認知症の早期発見・診療と連携体制~認知症アウトリーチ事業の紹介~」という御発表を頂きました。都市部においても高齢者世帯が増加しており、独居や老老介護の問題は地方と同じ状況にあると説明されていました。アウトリーチの活動を通じて地域住民の認知症診療の取り組みが紹介され、地域で認知症に対するシステム作りの重要性を強調され、様々の組織の多職種の人たちと共に、工夫しながら取り組んでいると説明されました。様々な職種の参加者が多数来場され、熱心な討論も多く交わされ、大変有意義な会となりました。

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