第4回認知症疾患医療センター全国研修会が開催されました。
平成28年11月20日(日)に群馬県社会福祉総合センターにて第4回認知症疾患医療センター全国研修会(事務局:大誠会 内田病院)が行われました。会のテーマである「認知症疾患医療センターの現状と課題」に関し様々な発表や討論がなされました。午前の部では「前橋市初期集中支援チームの取り組み」と題するミニ講演があり、前橋市内での初期集中支援チームの活動報告と説明がありました。シンポジウムでは「認知症疾患医療センターの取り組み」として、県内の4つの認知症疾患医療センターである篠塚病院、内田病院、西毛病院、群大病院からの現況の報告と課題についての発表がありました。午後のグループディカッションでは、多職種連携「失敗ケースから学ぶ多職種連携の重要性」、見守りネットワーク「地域を支える優しいネットワークSOSネットワーク」、BPSD対応「それぞれの地域の特徴」、認知症初期集中支援チーム「認知症疾患医療センターと初期集中支援チームの関わり」の4つのグループに分かれ、討議しました。ディカッションのテーマはいずれも認知症に関わる重要課題のため、各グループで熱心な討論が行われました。各グループの代表者が結果を発表し、全体討論会では質疑応答が行われました。今回は北海道から鹿児島まで認知症疾患医療センターあるいは認知症医療、介護に関わる多くの皆さんが出席されました。厚生労働省の宮腰さん、延さん、東京都健康長寿医療センター、国立長寿医療センター、各県の事務担当者、病院の医療担当者、大学病院職員など職種を問わず様々な方々が出席され、多くの意見、建設的なコメントも寄せられ、大きな盛り上がりをみせた研修会となりました。